CalDAV ユーザーの場合は、プライバシーを設定する必要があります。プライバシーの設定は、すべてのカレンダに適用可能です。CalDAV ユーザーが「カレンダの共有」オプションから設定できるのは、読み取り、読み取り/書き込み、所有者などのアクセス権オプションのみです。空き時間の確認、出席依頼、管理などのスケジューリング許可オプションは、「■Privacy Settings■」オプションから設定します。
プライバシーを設定するには、次の手順に従います。
「カレンダ」ツールバーから「カレンダのプロパティー」アイコンの隣にある下矢印をクリックします。
次のオプションを使用できます。
「カレンダのプロパティー」: カレンダに関する基本情報を指定します。
「カレンダの共有」: カレンダのアクセス権を指定します。
「■Privacy Settings■」: すべてのカレンダのスケジューリング許可を指定します。
スケジューリング許可を設定するには、「■Privacy Settings■」を選択します。
「■Privacy Settings■」ダイアログが表示されます。
「■All users■」の隣にある「■Scheduling Permissions■」オプションを選択することで、スケジューリング許可をすべてのユーザーに設定できます。ユーザーを追加するには、行の最後に表示されているプラス (+) アイコンをクリックします。ユーザー名を入力して、スケジューリング許可を設定します。
「■Scheduling Permissions■」オプションで下矢印をクリックします。
次のオプションが表示されます。
「なし」: カレンダをほかのユーザーと共有しない場合は、このオプションを選択します。このオプションは、カレンダを共有できないことを示します。
「空き時間の確認」: 空き時間の確認のために所有者のカレンダへのアクセスを提供するには、このオプションを選択します。このオプションでは、所有者の空き時間の状態だけが表示されます。予定の詳細は、ほかのユーザーには表示されません。ほかのユーザーがカレンダの予定に所有者を追加した場合、その所有者は、予定の詳細が ICS 形式の添付ファイルとして含まれた電子メールを受信します。
「出席依頼」: ほかのユーザーが所有者にカレンダの予定への出席を依頼できるようにするには、このオプションを選択します。この予定は、ただちに所有者のカレンダに追加されます。この権限には、「空き時間の確認」アクセス権も含まれます。
「管理」: ユーザーがカレンダの予定を管理できるようにするには、このオプションを選択します。
各行の最後に表示されているプラス (+) ボタンまたはマイナス (-) ボタンをクリックすることによって、行数を追加したり削除したりできます。
「了解」をクリックします。
スケジューリング許可が設定されます。